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- 科名・属名 : スイレン科 コウホネ属
注.APG分類では、学名(N. pumilum var. pumilum)
- 特徴 :
水中に生える多年草。
普通葉は水上葉は水上に突き出ず水面に浮かび、葉身は広卵形〜卵円形で長さ9〜15cm、幅9〜13cm。基部は矢じり形にへこみ、全縁。質は厚く光沢があり、裏面には細かい毛が密に生える。葉柄は中実。
花は茎頂に1個つく。花は椀状で黄色、径2〜3cm、花弁状の萼片は5個、円形で先は円いか少しへこむ。花弁は雄しべが変化したもので多数あり、黄色、長方形〜倒卵形で先は少し凹み、長さ約6mm。葯は長さ1.5〜4mm、花糸の長さは葯の2〜3倍。雌しべの上部は円形に広がり、縁は多少反曲して径約8mmの黄色の柱頭盤になり、柱頭は線状でその上に放射状に並ぶ。
果実は液果状で水中で熟し、普通緑色で、長さ2〜4cm。種子は長さ3〜5mm。
- 分布・生育地 :
北海道(東部)〜本州(北部の高山) (国外:ロシア(千島列島、サハリン、カムチャッカ、シベリア)〜ヨーロッパ) 浅い沼や池
- 花期 : 7〜8月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1992年8月8日 北海道知床五湖 中・全体2、以下全て 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
世界遺産に登録された「知床半島」。今年は一体どのくらいの人が訪れるのだろう。
貴重な自然遺産を保護するのはいいが、「屋久島」などの例をみてもわかるように、指定されたとたん観光客が急増するのはやりきれない。
知床を訪れた人が必ず立ち寄る「知床五湖」、知床連山を湖面に映す光景は一見の価値があり、その湖面でこの花を見ることができる。
私が出かけた時はつい最近ヒグマが出たとのことで、五湖全てを巡ることができなかったが、この花には何とか出会えた。

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