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- 科名・属名 : スイレン科 コウホネ属
- 特徴 :
水中に生える多年草。
水上葉(浮葉)は広卵形で、長さ9〜19cm、幅8〜15cm。基部は矢じり形、全縁。質は厚く光沢があり、裏面に毛がある。葉柄は極めて細く、断面は三角形で中空。
花は花茎を水上に伸ばし1花つけ、径2〜3.5cm。花弁状の萼は5個、黄色。花弁は雄しべが変形したもので、長さは萼片の半分以下、多数ある。雄しべは多数、花糸は幅広く、長さは葯の2〜3倍の長さ。葯は内向きにつき、長さ2.5〜4mm。雌しべの上部は円形に広がり、縁は多少反曲して柱頭盤になり、柱頭は線状でその上に並び、柱頭盤は黄色。
果実は液果状、長さ2〜4.5cm、緑色。種子は長さ3.5〜5mm。
- 分布・生育地 :
本州(中部地方以西)〜九州 (国外:日本固有) 浅い沼や池、小さな流れ
- 花期 : 7〜11月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年8月29日 広島県東広島市 中・全体2 2004年9月12日 徳島県海部郡 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花 2015年7月25日 同 上 右下・浮葉 2015年8月29日 広島県東広島市
- 撮影記 :
この花の特徴は葉柄が中空(穴があいている)であることで、葉柄の切断面を見なければいけない。
残念ながら撮影した用水路はしっかりした護岸が作られていて、川の中に降りることができず、切断面は撮影できなかった。
案内してくれた地元の植物に詳しい花仲間が本種と教えてくれた。
広島県で訪れた池では、池全体の1/3くらいをこの花が覆っていた。

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