- 科名・属名
: スイレン科 コウホネ属
- 特徴
: 水中に生える多年草。根茎は深く泥中を這い、長い葉柄を伸ばし水上に葉を広げる。葉は円心形で、長さ5〜15cm。裏面には細い毛が密生する。
花は黄色で、直径2〜3cm、花弁状の萼片は5枚。花の中心にある柱頭盤が深紅色であることが特徴である。
- 分布・生育地
: 北海道(勇払原野)、本州(月山、尾瀬) 池の中
- 花期
: 7〜8月
- 撮影場所・月日
: 1984年7月15日 群馬県尾瀬ヶ原
- 撮影記
:
北海道〜東北地方にかけて分布しているネムロコウホネの変種で、花の中心にある柱頭盤が紅いのが特徴である。
花弁のように見えるのは萼片で、花弁はその内側に見えるへら状のようなものである。
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