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- 科名・属名 : スミレ科 スミレ属
- 特徴 :
草丈5〜15cmの多年草。
葉は長さ幅とも3〜5cm、大きく3裂しさらに裂けるが、ヒゴスミレのように5角形にならない。
花は直径2〜2.5cm、淡紅紫色で紅色の筋が入るのが普通であるが、紅色や白色に近いものもある。
葉弁の縁は波打っていることが多い。側弁は有毛。
この白花を ●シロバナエゾスミレ(f. candida)という。
- 分布・生育地 :
本州〜九州 林下や斜面などやや湿った所
- 花期 : 3〜5月
- 撮影月日・場所 :
2001年4月8日 東京都高尾山 中 1999年3月21日 同 上 中は拡大写真あり(写真をクリック) 下・花 2007年4月1日 群馬県藤岡市
- 撮影記 :
葉が裂けたスミレは何種類かあるが、本種を一番よく見かける。
しかも、スミレ類の多くが日当たりのいい場所にあるのに対し、本種は植林下などの日陰でも少し陽が入るところなら花を見かける。
花期は少し早めで、高尾山などでは3月にはもう満開になっている年も多い。
花は大きく、径2〜2.5cmと書かれているが、中にはもっと大きい花もあり、一番下の写真のようには径3.5cmもある花もあった。
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