キスミレ(黄菫)

Viola orientalis


キスミレ1

  • 科名・属名
  • : スミレ科 スミレ属

  • 特徴

  •  草丈10〜15cmの多年草。
     茎葉は上部に3(4)個つけ、1個は離れてつき、円状心臓形で長さ2〜4cm。先は尾状に長く伸びず、両面とも微毛がある。
     花は直径1.5〜1.8cm、明るい黄色で、唇弁が他の花弁に比べて小さい。側弁は有毛。

  • 分布・生育地

  •  本州(山梨県以西)、四国(愛媛、高知県)、九州
     山地の明るい草原

  • 花期
  • : 3〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2010年3月27日 静岡県焼津市
     中 1978年4月9日   同 上
     中は拡大写真あり(写真をクリック)
     下 2004年5月1日 大分県由布高原

  • 撮影記

  •  黄色のスミレは大部分が高地か雪の多い地方に分布するする種類が多く、本州〜九州の太平洋岸の低山地に分布するこの花は珍しい。
     九州の草原には地面を黄色く染めるほどの群生地があるが、東日本ではポツポツ生えるに過ぎない。
     写真をはじめた頃、この花で有名な静岡県のある山に出かけ、初めて黄色のスミレを見て感動した。しかし、その場所も最近は探さないと見つけられないほど激減したとのことだ。
     2010年、久しぶりに静岡県の自生地を訪れた。
     以前に見かけた場所には全く見られず、別の場所にわずかに見られただけだったが、地元の方が保護している場所には、素晴らしい群落が見られた。

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キスミレ2

キスミレ3