ミヤマスミレ(深山菫)Viola selkirkii |
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草丈3〜10cmの多年草。 葉は心形〜卵状披針形で長さ2〜4cm、鋸歯は粗くて目立つ。葉質は薄くて軟らかく、両面とも明るい緑色。 花は直径1.5〜2cm、花弁は紫紅色。側花弁は無毛。 葉の葉脈に沿って白い斑の入る品種を ●フイリミヤマスミレ(f. variegata)という。 1982年5月16日 北海道アポイ岳 北海道〜四国 低地〜亜高山の樹林下 1990年5月13日 北海道札幌市 中 同 上 2枚とも拡大写真あり(写真をクリック) 下 2007年5月27日 長野県霧ケ峰 本州中部や中国、四国地方では1000m以上の山地に見られる深山性のスミレであるが、北海道などでは平地でも見られる。 特に北海道では、上や中の写真のように、まだ他の植物が葉を伸ばさない落ち葉の上に大きな群落を作っている場合が多い。 下の写真は長野県で出会った本州では比較的少ない大株であるが、北海道のものとは大分雰囲気が異なっていた。 同じ科の仲間の花 ![]() ![]() |
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