ナガバシコクスミレ(長葉四国菫)

V. bisseti × V. shikokiana


ナガバシコクスミレ

  • 科名・属名
  • : スミレ科 スミレ属

  • 特徴

  •  草丈5〜10cmの多年草。
     ナガバノスミレサシシンシコクスミレの雑種。
     葉は長楕円状披針形〜卵状長楕円形で、長さ5cm前後、両者の中間の形態をしている。
     花は径1.5〜2cmで、白色〜淡紫色、シコクスミレに似た感じのものが多い。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西〜四国、九州?)
     山地(ブナ帯林下)

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2013年4月17日 神奈川県箱根
     下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  最初に見つかったのは東京都であるが、両親であるナガバノスミレサシシンシコクスミレが、いずれも本州(関東地方以西)〜四国、九州にかけて分布し、ブナ帯林下の似たような場所に生えるのでもっと各地で見つかると思われる。
     しかし、花はよく似ているうえ、同じ無茎種同士であるので、なかなか同定しにくい。
     箱根に出かけたとき同行の花仲間に教えられ、葉の形などをもとに判断したが、正直いってよくわからなかった。
     残念ながら、花は盛期を過ぎていて、もっといい状態のものに撮影し直したい。

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葉