オオバタチツボスミレ(大葉立坪菫)

Viola langsdorfii


オオバタチツボスミレ

  • 科名・属名
  • : スミレ科 スミレ属

  • 特徴

  •  草丈20〜40cm。
     茎は高く伸び、3〜4個の葉をつける。葉は円心形で長さ3〜7cm、波状の鋸歯がある。
     花は、茎上の葉の付根から花柄を出し、花弁は淡い紫色で、日本のスミレの中では最大の長さ15〜20mm。側弁に毛があり、距は短い。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(中部地方以北)
     亜高山の湿地

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年6月29日 長野県奥志賀高原

  • 撮影記

  •  亜高山の湿地の草の中に生え、どこにでもあるというスミレではない。
     比較的簡単に見られるのは尾瀬ヶ原で、6月頃、少し伸びた草の間に薄紫色の花を見つけることができる。
     花は茎につく葉の根元から花柄を出して咲く。

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