シコクスミレ(四国菫)

Viola sikokiana


シコクスミレ1

  • 科名・属名 : スミレ科 スミレ属

  • 特徴 :
     草丈5cm程度の多年草。
     葉は少なく心形〜広卵形で長さ2〜4cm。先は尖り縁に鋭い波状の鋸歯がある。質は薄く表面は明るい緑色、裏面は白っぽく、葉脈を中心に毛が生える。葉は花期には巻いている場合が多い。
     花は直径1〜1.5cm、花弁は白色で唇弁には紫条がある。側弁は有毛、無毛両方ある。

  • 分布・生育地 :
     本州(埼玉県以西の太平洋側)〜九州 (国外:日本固有)
     ブナ帯の林下

  • 花期 :   4〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     1985年5月12日  山梨県南都留郡
     中上 2015年4月18日  熊本県菊池市
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花(側弁有毛)    同  上
    下左・花(無毛) 1985年5月12日  山梨県南都留郡
     下右・葉 2015年4月18日  熊本県菊池市

  • 撮影記 :
     地下茎を伸ばして増えることから群生することが多いスミレである。
     とはいってもどこにでもあるわけでないが、あるところには一杯咲いているという感じである。
     まだ芽吹いたばかりの明るいブナ林の林下で、新緑色の日差しを受けて咲く花は、のどかな春の雰囲気がある。
     スミレの同定は難しいが、このスミレは、葉の形、雰囲気に特徴があってわかりやすい。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
シコクスミレ2

花(側弁有毛)

花(側弁無毛)