シラユキフモトスミレ(白雪麓菫)(仮称)Viola sieboldi f. albiflora |
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草丈3〜6cmの多年草。 フモトスミレの品種で、母種の花弁に紫条が入るのに対し、本種では紫条がない。 母種のアルビノなので、その他の特徴は同じである。 学名がつけられていないので、仮称とした。 本州(岩手県以南)〜九州 海岸から2千mの高地までの林縁、林下 2007年4月17日 東京都青梅市 アップ 同 上 フモトスミレのアルビノ(白化品)をこう呼び、フモトスミレの群落の中に稀に見られる。 ただ、やや下向きに咲く小さな花を、一つ一つチェックして歩くのは、大変な労力だ。よほど好きで丹念に探さないと見つからない。 スミレを見に久しぶりに出かけたこの山、以前本種があったとの話を聞いたので一つずつ見て歩き、やっと小さなこの花を見つけた。 写真ではそうは見えないものの、実際には極端に小さな花のため、通りがかりの登山客も、「何を写しているんですか」とよくわからないようだった。 同じ科の仲間の花 ![]() ![]() |
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