ツクシスミレ(筑紫菫)

Viola diffusa


ツクシスミレ1

  • 科名・属名 : スミレ科 スミレ属

  • 特徴 :
     草丈3〜10cmの多年草。  全体に粗い毛があり、地上に匍枝を伸ばして苗を作る。
     葉はさじ形〜卵形で、長さ2〜5cm。先は鈍頭で、鈍鋸歯がある。
     花は小さく径約1cm、白色で内側は黄色で外に行くに従い淡紫色を帯びる。側弁は無毛。唇弁には紫条が入る。

  • 分布・生育地 :
     九州(長崎、熊本、鹿児島)〜沖縄(本島) (国外:台湾、中国(中南部)〜ヒマラヤ、フィリピン)
     人家付近の石垣、道端

  • 花期 :  2〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     2007年3月23日  鹿児島県鹿児島市
     中、下左・花    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     下右・葉 2015年4月7日    同  上

  • 撮影記 :
     屋久島を訪れる前、春の鹿児島市内を歩いてみた。目的はこのスミレである。
     人家近くに多いため、自生でなく逸出ではないかと疑われており、それならここで見つかるだろうと出かけた場所で、予想に違わず可愛いスミレを見つけた。
     花は基本種の中でも最も小さいものの、丸っこい花弁と淡い紫色の花は見てわかるように、スミレの中でも美麗種に属すると思う。楕円形の葉も他のスミレにはない特徴だ。
     3月というのに最高気温が20度を超え、初夏を思わせる穏やかな春の一日、こんな可愛い花を眺める幸せを満喫した。

    葉


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ツクシスミレ2

花