ギシギシ(羊蹄)Rumex japonicus |
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草丈50〜100cmの多年草。 茎は直立し、緑色で、上部は分枝する。 葉は長楕円状披針形で、長さ10〜25cm、幅4〜10cm。長い柄があり、基部はやや心形から円形で、縁は波打つ。 花は茎の先に輪生状について円錐花序となり、花被は淡緑色。 花後内花被片は翼状になり、縁には低い鋸歯がある。中央部は長卵形のこぶ状突起となりそう果を包む。 日本全土 原野、道端の湿った所 2004年5月9日 栃木県渡良瀬遊水地 下・実 2008年10月19日 静岡県静岡市 田の畦や土手などの湿った場所でごく普通に見られる。普段はあまり気にしない植物の一つである。 若芽は食用になるが、今ではほとんど食べる人はいないのではないか。 花後翼状に膨らむ内花被片に縁に低いギザギザのあるのが特徴である。 同じ科の仲間の花 |