ハイミチヤナギ(這道柳)

Polygonum arenastrum


ハイミチヤナギ

  • 科名・属名
  • : タデ科 ミチヤナギ属

  • 特徴

  •  長さ約50cmの1年草。帰化。
     茎は基部からよく分枝し、地を這い、節間は短く2cm以下。
     葉は互生し、長楕円形〜披針形で、長さ2〜10mm、幅1〜4mm。先は円形〜鈍形、基部はくさび形。
     花は茎の上部の葉腋に1〜2個つき、花被片は緑色で5個。

  • 分布・生育地

  •  帰化(ヨーロッパ原産)  道端、空地

  • 花期
  • : 6〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年8月21日 北海道小樽市
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  普段は通り過ぎるだけの道でも、たまに歩いて見ると思わぬ発見がある。特に目的の花を撮影した後は、余裕のせいか初めての花を見つけることが多い。
     海岸の植物を撮影しての帰り道、道の真ん中にこの花が生えているのが目に入った。舗装ではなく土の道、滅多に車が通らないことが幸いしたのだろう。
     北海道にはこの仲間がいくつかあるが、この花は地面に張り付くように茎が広がるのが特徴で、葉腋に小さな花が咲いていた。

    同じ科の仲間の花
花