ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)

Persicaria capitata


ヒメツルソバ

  • 科名・属名
  • : タデ科 イヌタデ属

  • 特徴

  •  匍匐する多年草。逸出帰化。
     茎は匍匐し、分枝して広がり、赤褐色の粗毛を密生する。
     葉は互生し、楕円形〜卵円形で、長さ1〜3.5cm、幅0.6〜2cm。両面に赤褐色の毛があり、中央部に逆V字の暗紋がある。
     托葉鞘は筒形、縁毛がある。
     花は茎頂に頭状に1〜3個つき、径0.6〜0.8mm、花被は淡紅色〜白色で、長さ約2mm、5深裂する。
     そう果は3稜形、褐色でやや光沢がある。

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(中国南部〜ヒマラヤ原産)
     民家周辺の石垣やコンクリートの隙間

  • 花期
  • : ほぼ1年中

  • 撮影月日・場所

  •  2008年10月26日 東京都日野市
     下   同 上

  • 撮影記

  •  丈夫なせいか、よく庭の石垣などに植えられているのを目にする。
     しかし、庭に植わっている限り、私の撮影信条に合わないのでカメラを向けることはなかった。
     多摩川周辺の秋の花をと出かけたある日、用水路の石積みにこの花が咲いているのを見かけた。民家からは離れていて、どうやら逸出したものらしい。「これならば逸出帰化として許せるかな」と初めて撮影した。
     花に罪はないのだが、植物園や庭の植栽されている花は、勉強には使うものの、やはり「野の花」として位置づけられない。

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