イヌタデ(犬蓼)

Persicaria longiaeta


イヌタデ

  • 科名・属名
  • : タデ科 イヌタデ属

  • 特徴

  •  草丈20〜50cmの1年草。
     茎は普通赤みを帯び、下部は地を這い、上部は直立して分枝する。
     葉は互生し、広披針形で長さ3〜8cm、幅1〜1.5cm。両端は鋭形で、表面の縁や裏面脈上に毛がある。
     托葉鞘は筒形で、縁に長い毛がある。
     花は枝先に、長さ1〜5cmの穂状の総状花序となり、花被は紅色で長さ1.5〜2mm、5深裂する。
     そう果は3稜形、黒色で光沢がある。
     花の白いものがあり、
     シロバナイヌタデ(f. albiflora)という。

  • 分布・生育地

  •  日本全土   道端、畑、荒地

  • 花期
  • : 6〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1998年10月4日 神奈川県海老名市
     中・花 2009年9月22日 東京都高尾山
     下・白花 1994年8月13日 静岡県浜松市

  • 撮影記

  •  イヌタデ属の中では最も普通で、道端でも田んぼでも少し湿り気のあるような場所に群生している。
     一つ一つの花は見栄えはしないがまとまって咲くため、遠くからでもピンク色の絨毯を敷いたように見える。
     夏から秋に田んぼなどで見られる群落は全てこの花と思っていたが、同じような環境にハルタデも咲いていて、托葉鞘の毛の生え方などをチェックしないと断定できない。
     その点を撮影できていなかが、2009年秋、やっと撮り直した。他の種には見られない長い縁毛が特徴的だ。
     花は紅紫色を帯びるのが普通であるが、中には白い花の株も見られ、シロバナイヌタデと呼ばれている。

    同じ科の仲間の花
花アップ

シロバナイヌタデ