マルバギシギシ(丸葉羊蹄)(ジンヨウスイバ)

Oxyria digyna


マルバギシギシ

  • 科名・属名
  • : タデ科 マルバギシギシ属

  • 特徴

  •  草丈15〜30cmの多年草。
     葉は腎形〜円腎形で、径1〜4cm。全縁で毛がなく、基部は心形。
     花は茎の上部に総状に数個づつ束生し、花被は緑色で4裂し、長さ約1.5mm。
     別名 ジンヨウスイバ

  • 分布・生育地

  •  北海道、本州(中部) 高山の湿った砂礫地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1987年8月28日 山梨県北岳
     下・葉 1996年9月8日 長野県白馬岳

  • 撮影記

  •  早い時期なら雪渓に覆われているような高山の沢沿い、雪が溶けた礫地でこの花を見かける。
     マルバ(丸葉)ともジンヨウ(腎葉)ともいわれるように、円い葉が特徴的な高山性のスイバだ。
     最後の一登りを前に、ゆっくり大休止を取って息を整える。

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葉