コガネギシギシ(黄金羊蹄)

Rumex maritimus


コガネギシギシ

  • 科名・属名 : タデ科 ギシギシ属

  • 特徴 :
     草丈15〜60cmの1〜2年草。
     茎は直立し、上部でよく分枝する。
     葉は披針形で、長さ5〜15cm、幅0.5〜3cm。縁は波打ち、下部の葉には長い柄があr、基部はくさび形。。
     花は総状花序となり、小さな緑色の花が球状に多数つき、花序にも葉がつく。花被片は内、外に3個づつ、縁には2〜5個の長い刺があり、中脈上に大きなこぶ状突起がある。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜本州(北部) 海岸の砂地、湿地

  • 花期 :  7〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     1991年8月18日  北海道根室市
     下・花 2013年8月23日  北海道釧路市

  • 撮影記 :
     8月も半ばを過ぎた道東の海岸はすっかり秋の装い、夏の花ほど目立たないが秋の花のお花畑だ。
     夏と違って霧も発生せず、観光客も少ないので、じっくり花を撮影するには都合がいい。
     そんな海岸沿いに刺の目立つこの花(実?)があった。
     北地の海岸沿いに生え、果実の翼にある長い刺状の突起がよく目立ち、一目でわかる。

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花序