ネバリタデ(粘り蓼)

Persicaria viscofera


ネバリタデ

  • 科名・属名
  • : タデ科 イヌタデ属

  • 特徴

  •  草丈40〜80cmの1年草。
     茎は直立し、粗い毛があり、茎の上部の節間や花柄の一部に粘液を出して粘る。
     葉は被針形〜広披針形で、長さ4〜10cm、幅1〜2cm。先は鋭尖形で、粗い毛が多い。
     托葉鞘は長い筒形で伏毛があり、縁には長い毛がある。
     花は長さ3〜5cmの細い穂状の総状花序となり、花被は淡紅色か緑白色で長さ約2mm、5裂し腺点がある。
     そう果は花被に包まれ、3稜形、黒色で光沢がある。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  山野の日当たりのいい所

  • 花期
  • : 7〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年9月27日 大分県由布市
     中・花、下・茎   同 上

  • 撮影記

  •  牧草地の端、刈残された一角に、白っぽい花の貧弱なタデが目に入った。
     何かなと近づくと、茎に光沢があり、触ると粘り気がある。「ネバリタデだ」、知ってはいたが、特に探すこともしなかったこともあって、そんなに珍しい訳ではないのに未撮影になっていた花だ。
     アップで覗くと、粘液が光って見えこの花の特徴を表していた。虫の死骸のようなものもついていたが、食虫植物のように虫から栄養を取っているわけではないだろうが。
     この花は撮影予定リストに入っていなかったが、こういう花に出会えると儲けたような気になる。もちろん、目的の花を撮影していることが前提であるが。

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花

茎