ヌカボタデ(糠穂蓼)

Persicaria taquetii


ヌカボタデ群落

  • 科名・属名
  • : タデ科 イヌタデ属

  • 特徴

  •  草丈20〜40cmの1年草。
     茎は下部は地を這い、上部は直立して多数分枝する。
     葉は互生し、長披針形〜狭被針形で、長さ2〜6cm。先は鋭尖頭で基部はくさび形、両面に毛があり、乾いて緑色になる。
     托葉鞘は筒形で、同長の縁毛がある。
     花は枝先にまばらな穂状の総状花序となり、花被は紅色で約1.5mm、5深裂する。
     そう果は3稜形、黒褐色で光沢がある。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州  湿地、水辺

  • 花期
  • : 9〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年10月10日 静岡県静岡市
     中 2004年9月19日 栃木県渡良瀬遊水地
     下左 2009年10月10日 静岡県静岡市
     下右 2009年9月13日   同 上

  • 撮影記

  •  渡良瀬遊水地の植物をよく調べられている栃木県の大和田さんのHP、「渡良瀬遊水地の植物」にも絶滅危惧植物の一つとして載せられているこの花、以前訪れた時初めてこの花を見た。
     数年後、久し振りに立ち寄ってみたが見つけられない。「最近は出ていないみたいだ」と近くで模型飛行機を飛ばしていた人が言う。目立たない植物をよく知っているなと思ったら、数年前、撮影している時行き会った人だった。
     この花、湿地を掘り起こしたような場所で見かけることが多い。撹乱されることにより、眠っていた種子が目を覚ますようだ。しかし、その場所が落ち着いてしまうと、また消えてしまう。2008年、久し振りに静岡市の湿原で出会った。

    托葉鞘

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花