ヤノネグサ(矢の根草)Persicaria nipponensis |
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草丈約50cm程度の1年草。 茎は下部は地を這い、上部は斜上し、小さな下向きの刺がある。 葉は互生し、卵形〜広披針形で、長さ3〜8cm。先は鋭く尖り、基部は切形〜浅心形で両面無毛。托葉鞘は筒形で、長い縁毛がある。 花は枝先に総状花序に十数個集まってつき、花被は下部は白色、上部は紅紫色で5裂する。花柄には腺毛がある。 花後、そう果は花被片に包まれ、3稜形、褐色で光沢がある。 北海道〜九州 水辺 2009年10月18日 静岡県静岡市 中 2008年10月19日 同 上 下 2008年10月18日 栃木県渡良瀬遊水地 湿地の植物が多い栃木県の渡良瀬遊水地、10月半ば、花には少し遅めかなと思いつつ出かけてみる。 遊水地内は車両進入禁止のため、駅からはレンタサイクル。堤防を越えると、遊水地内は平坦な舗装道路で走りやすい。 天気もいいせいか自転車に乗った家族連れが多い。水辺にはウインドサーファーや釣人、皆それぞれの楽しみ方をしている。カメラと三脚を持ったhanamistは異端の少数派だ。 しばらく走ったある沼のほとりでこの花に出会った。釣人の邪魔にならぬよう気をつけながら、葉の基部の切形になる特徴など、じっくり撮影した。 同じ科の仲間の花 |
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