アカメガシワ(赤芽柏)

Mallotus japonicus


アカメガシワ

  • 科名・属名

  •  トウダイグサ科 アカメガシワ属

  • 特徴

  •  高さ5〜15mの落葉高木。
     幹は太いものでは径50cmとなり、樹皮は灰褐色で浅い割目が縦に入る。
     葉は互生し、倒卵状円形〜広卵形で、長さ7〜20cm、幅5〜14cm。先端は尖り、基部は円形または切形、全縁か波状縁で、両面に星状毛が生え、表面基部に2個の腺体と裏面全体に腺点が密にある。葉柄は5〜20cmと長い。新葉は紅色。
     花は雌雄異株で、枝先に7〜20cmの円錐花序となる。花弁はなく雄花は苞の脇に数個つき、3〜4個に深裂する淡黄色の萼と多数の雄蕊がある。雌花は少なく苞の脇に1個ずつつき、萼は2〜3裂し、子房は紅色の星状毛と白色の腺点に覆われ、多数の刺状突起がある。花柱は3〜4個で乳頭突起が密生し、初め紅色で後に黄色になる。
     果実(刮ハ)は扁球形で径約8mm、褐色に熟す。熟すと3〜4裂し、種子は扁球形、黒色で径約4mm。

  • 分布・生育地

  •  本州(宮城、秋田県以南)〜沖縄
     平地や山野

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年4月23日 沖縄県与那国島
     中・雄花序   同 上
     下・雌花序 2007年6月10日 鹿児島県奄美大島

  • 撮影記

  •  暖地の山野に普通に自生し、若葉が紅いことからこの和名がつけられている。
     花は雌雄異株で、よく見ると写真のように雄花も雌花もなかなか美しいものである。
     よく目にする植物は「またか」と見逃しやすいが、しっかり観察すると思わぬ発見があって楽しい。

    同じ科の仲間の花
雄花序

雌花序