カキバカンコノキ(柿葉かんこの木)

Glochidion zeylanicum


カキバカンコノキ刮ハ

  • 科名・属名
  • : トウダイグサ科 カンコノキ属

  • 特徴

  •  高さ2〜10mの常緑小高木。
     枝はよく分枝し、太くて無毛。
     葉は互生し、楕円形〜卵状楕円形で、長さ7〜18cm、幅4〜6cm。左右やや不相称で、先は鈍形か短く尖り、基部は切形〜広いくさび形で全縁、無毛。
     雌雄同株で、花は上部の葉腋から長さ6〜8mmの短い枝を出し、6〜10個の散形花序となり、花弁はなく萼片は6個で淡黄緑色、雄花では平開し、雌花では直立する。
     刮ハは扁球形で径7〜9mm、黒褐色に熟す。

  • 分布・生育地

  •  九州(屋久島、種子島以南)〜沖縄
     低地の疎林内

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  刮ハ 2010年10月17日 沖縄県西表島
     下・花 2012年6月10日   同 上

  • 撮影記

  •  普通は花から紹介するが、花は下の写真のように葉腋からでる短い枝の先につくが、小さくて淡黄緑色と目立たない。
     ただ果実(刮ハ)の頃になると、扁球形の果実が何個か固まってついてよく目に付くので敢て果実から紹介した。
     南西諸島ではよく似たキイルンカンコノキという花もあり、葉の幅や葉先の尖り方、果実の熟した色などが違う。
     この写真も、花は間違いなく本種であるが、果実はキイルンかもしれない。

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花