コバンノキ(小判の木)Phyllanthus flexuosus |
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トウダイグサ科 コミカンソウ属 高さ2〜3mの落葉低木。 よく分枝し、小枝は葉腋から2個出て水平に広がり、数個の葉を2列につける。 葉は互生し、葉身は楕円形〜卵形で、長さ2〜4cm。先は鈍形〜円く、全縁。表面は緑色で、裏面は粉白色。葉柄は2〜3mm。 花は雌雄同株で、雄花は葉腋に数個が束生し、花弁はなく、萼片は暗紫色で4個、長さ約1.5mmで平開し、雄しべは2個、腺体は4個ある。雌花も花弁はなく、萼片は4個、淡緑色で平開せず、花柱は3個で、先は反り返る。 果実(液果)は扁球形で、径約6mm、黒熟する。 本州(福井・岐阜県以西)〜沖縄 山地の川岸や崖地 2014年5月6日 山口県美祢市 中・雄花、左下・雌花、右下・葉 同 上 トウダイグサ科の植物は南の方に分布するものが多い。 しかも、○○コバンノキと呼ばれる植物は3つの属にまたがり自生種があるが、南西諸島が分布の中心で、本州では本種しか見られない。 GW、山口県に花見に出かけた際、花仲間に教えてもらって初めて撮影した。 ちょうど道路からやや見上げる感じで咲いていて、花弁がなく萼片だけの雄花や雌花の様子がしっかり観察できた。 同じ科の仲間の花 |
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