|
- 科名・属名 :
トウダイグサ科 トウダイグサ属
- 特徴 :
草丈100cm程度の1年草。帰化。
茎は直立し、やや二股状に分枝する。切ると白い乳液を出す。
葉は互生、葉身は長卵形〜長楕円形、長さ5〜6cm。先が尖り、ほぼ全縁であるが時に波状の鋸歯や切れ込みがある。葉柄は長さ8〜20mm。上部の茎葉は基部が緑白色になる。
茎の上部に葉が集まって中心部がやや白い苞葉になり、その上に杯状花序をつける。苞葉は卵形〜狭卵形〜披針形、基部または全体が緑白色に色付く。総苞の腺体は普通1〜2個、円形で中央が凹む。
果実(刮ハ)は三角形で、直径5mm程度、無毛で平滑。裂開後に宿存する柱状体で、長さ約3mm。種子は広卵形で著しいこぶ状突起があり、長さ約2.6mm、幅約2.4mm
- 分布・生育地 :
帰化(北〜南アメリカ原産)(沖縄に帰化、関東地方にも) (国外:世界の熱帯〜亜熱帯域に広く帰化) 道端、荒地、畑
- 花期 : 冬〜春?
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2005年11月4日 沖縄県石垣島 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花序1 2019年5月9日 沖縄県西表島 左下・花序2(やや果実) 2005年11月4日 沖縄県石垣島 右下・葉 2019年5月9日 沖縄県西表島
- 撮影記 :
色のない大きなショウジョウソウといった感じの花で、沖縄では道端や荒地などでまとまって咲いていることが多い。
アメリカ大陸原産の帰化植物で、第二次世界大戦後沖縄に帰化したようだ。
花のアップを見るとトウダイグサ科特有の杯状花序で同じ仲間ということがうなずける。
同じ科の仲間の花
|