リュウキュウタ(ダ)イゲキ(琉球大戟)Chamaesyce liukiuensis |
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トウダイグサ科 ニシキソウ属 草丈10〜15cmの多年草。 茎はよく分枝し、枝は地を這うように伸びる。根は太く、直根状で長い。 葉は対生し、卵状楕円形〜楕円形で、長さ0.5〜1cm。先は円頭で基部は斜め円脚、やや全縁で上部に微鋸歯がある。 花は葉腋に、多数の雄花と1個の雌花が杯状花序をつくる。杯状花序は倒円錐形で、長さ1mm。 室果は平滑で3室。 沖縄(宮古、伊良部、与那国島)、九州(沖永良部島) 原野、隆起石灰岩上 2010年9月15日 沖縄県与那国島 中、下・花序 同 上 トウダイグサ科の花は、どれもよく似た小さな杯状花序をつけ区別が難しいが、与那国島には比較的多いという記述を頼りに探していた。 これまでの花見行では、過去あったという場所は工事で跡形もなく、自生地のイメージも湧かないままでは出会える訳はなかった。 今回もこの花のことはあまり頭になく、車窓から見えた花を撮影するために車を止め、花にカメラを向けていると、隆起石灰岩の岩間にトウダイグサの仲間が咲いているのが目に入った。前に一度写真で見ているのですぐにこの花とわかったが、詳しい先輩に確認すると間違いないとのこと。 大きな期待して入った場所ではなかったが、他の希少種にも出会えて大満足だった。 同じ科の仲間の花 |
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