ツゲモドキ(黄楊擬)

Drypetes matsumurae


ツゲモドキ(雌花)

  • 科名・属名 :
     トウダイグサ科 ハツバキ属
     注.APG分類ではツゲモドキ科(PUTRANJIVACEAE)、ツゲモドキ属、学名(Putranjiva matsumurae)

  • 特徴 :
     高さ10〜15mの常緑小高木。
     葉は互生し、葉身は卵状楕円形〜長楕円形、長さ6〜9cm、幅2〜4cm。先は鋭尖形〜やや鋭形、基部は鋭形〜鈍形、左右やや不相称。質は革質で縁には疎らに低い鋸歯がある。葉柄は5〜10mm。
     雌雄異株で、雄花序は葉腋に穂状花序となって密につき無柄、雄花は長さ約1cm、萼片は4〜5個で卵形。雌花は葉腋に単生または数個つき、萼片は3〜4個、裂片は楕円形で長さ約1.5mm。
     果実(核果)は狭卵形〜卵状長楕円形で長さ1〜2cm、白熟し、褐色を帯びた毛で覆われる。果柄は長さ約1cm。

  • 分布・生育地 :
     九州(屋久島、トカラ列島、沖縄) (国外:台湾)
     海岸林内

  • 花期 :   3〜5月?

  • 撮影月日・場所 :
     2016年5月12日  沖縄県うるま市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・雌花、以下全て    同  上

  • 撮影記 :
     やんばるの森に向かう途中立ち寄った古い城址、珊瑚礁の石垣に囲まれた狭い場所で多くの樹木に会うことができた。
     中でもこの木は、花期としてはやや遅めだったが花の形が変わっていてすぐに名前を覚えた。
     後で調べると、果実も白い毛が密に生えるようで、そのうち果実も見てみたいと思った。
     沖縄島では北部のやんばるの森に豊かな自然が残されているが、街中に残された城跡などにも本土では見られない多くの植物が残されていて面白い。

  • 葉

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雌花1

雌花2