チャボタイゲキ(矮鶏大戟)

Euphorbia peplus


チャボタイゲキ

  • 科名・属名

  •  トウダイグサ科 トウダイグサ属

  • 特徴

  •  草丈10〜15cmの1年草。帰化。
     茎は分枝しないか根元で分枝する。毛はない。
     茎葉は5〜15個互生し、円形〜広楕円形で、長さ0.8〜1.6cm、幅0.6〜1cm。輪生葉は広楕円形で3個。
     花は3〜5個出す散形枝の先に杯状花序をつける。苞葉は卵形で、腺体の両端に2本の細長い角状の付属体がある。
     刮ハは径約1.9mm、種子表面に窪みがある。

  • 分布・生育地

  •  帰化(地中海地方原産)
     本州(関東以西)〜九州  路傍、荒地

  • 花期
  • : 8〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年11月5日 神奈川県三浦半島
     中、下  同 上

  • 撮影記

  •  11月初めの晩秋の1日、小春日和の暖かさに誘われ、海岸植物の観察に三浦半島を訪れた。
     特産の大根やキャベツ畑の中を海岸に向う。海岸ではイソギクが満開で、青い海や白いヨットをバックに咲き誇っていた。
     帰り道、変わったトウダイグサ科の植物が目に入った。よく見ると花が咲いている。記憶ではこの花によく似ている。しかし、花はこの時期だったろうか。疑問を持ちつつ撮影し確認したところ間違いなく本種だった。

    同じ科の仲間の花
花アップ1

花アップ2