ヤブツバキ(藪椿)

Camellia japonica


ヤブツバキ1

  • 科名・属名 : ツバキ科 ツバキ属

  • 特徴 :
     高さ5〜6(〜15)mの常緑高木。
     樹皮は灰褐色で表面は滑らか。
     葉は互生し、長楕円形〜卵状楕円形で、長さ5〜10cm、幅3〜6cm。質は革質で、表面は濃緑色で光沢があり、先は鋭尖頭、縁には細かい鋸歯があり、両面とも無毛。
     花は枝先の葉腋につき、広い筒形で径5〜7cm、花弁は5個、濃紅色で長さ3〜5cm、質は厚く平開せず先はへこむ。雄蕊は多数、花糸は白色、葯は黄色。
     果実(刮ハ)は球形で径2〜2.5cm、緑色で熟すと裂開する。
     稀に花の白いものがあり、
     シロバナヤブツバキ(f.leucantha)という品種となっている。

  • 分布・生育地 :
     本州〜沖縄  海沿いに多く山地にも

  • 花期 : 11〜12月または2〜4月

  • 撮影月日・場所 :
     2005年3月28日 長崎県対馬
     中 2009年2月21日 沖縄県西表島
     下・白花 2015年3月23日 神奈川県川崎市

  • 撮影記 :
     関東辺りでこの花を見るのはごく普通で、冬場花が見られることから、庭木や防風林などとしても多く植えられている。
     伊豆大島ではツバキ祭りも開催されるなど、この花が多く見られる。花だけでなく、種子から椿油を採ったり、建材に使われるなどよく利用されている。
     北は青森県まであるが、下の写真のように西表島など沖縄県でも花が見られる。
     ごく稀に花が白いものがあり、シロバナヤブツバキ(下の写真)という品種となっている。
     白花の写真は川崎市の多摩丘陵の林で撮影したものだが、民家の庭ではないとはいえ場所が場所だけに元々は植栽かもしれない。

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ヤブツバキ2

シロバナヤブツバキ