ハスノハカズラ(蓮の葉葛)

Stephania japonica


ハスノハカズラ

  • 科名・属名

  •  ツヅラフジ科 ハスノハカズラ属

  • 特徴

  •  常緑でつる性の木本。
     茎は細く無毛。
     葉は三角状卵形で、長さ6〜12cm、幅3〜9cm。葉柄は楯状につき、洋紙質で、先は鈍頭、基部は円形〜やや心形。表面にはまばらに毛があり、裏面はやや白色を帯びる。
     花は葉腋から円錐状〜複合散形状の花序を出し、多数の花をつける。花は淡緑色で、雄花の萼片は6〜8個、花弁は3〜4個、雌花は萼片、花弁とも3〜4個。
     果実は球形で、径約5mm、赤熟する。

  • 分布・生育地

  •  本州(中部地方以西)〜九州(沖永良部島まで)
     海岸に近い山地

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年4月9日 沖縄県石垣島
     中・花 2006年6月10日 鹿児島県奄美大島
     下・果実   同 上

  • 撮影記

  •  奄美大島と石垣島で撮影した写真を載せたが、九州あたりでも海岸近くの林で見かけることが多い。
     ツヅラフジの仲間はどれも蔓状で感じが似ているが、この花の特徴は葉が楯状につくことである。(楯状とは葉の基部が葉柄に繋がるのでなく、基部よりすこし内側に入ったところに葉柄がつくこと)ミヤコジマツヅラフジもやや楯状につくが、生育地も限られている。
     南の島の花の特徴の一つに、平均して花期の長いことが挙げられる。花だけでなく蕾もあるのに、すでに果実になったものも混在していることが多い。この花も花だけでなく、熟していないが果実も見られた。

    同じ科の仲間の花
花

果実