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- 科名・属名 : ウマノスズクサ科 カンアオイ属
注.APG分類では、学名(Asarum curvistigma)
- 特徴 :
草丈10〜15cmの多年草。
葉は卵形〜卵状楕円形で、長さ5〜11cm、幅4〜7cm。先はやや尖り、基部は心形。表面は光沢があり、雲紋状の斑や白斑が入り、葉の表面は脈が窪まず、短毛がまばらにあり、裏面は無毛。
花は花弁化した萼片が合着して萼筒になり、萼筒は広鐘形〜筒形、長さ7〜13mm、径10〜13mm、濃紫褐色、上部はわずかに括れ、内壁に15〜18本の縦隆起と襞と横隆起した襞が格子状となる。萼裂片は卵状三角形で開出し、上面には短毛が密生し、縁のうねりは少ない。花柱は6個、花柱の先が鉤形になり、その頂部が柱頭になる。雄しべは12個、6個ずつ内外の2輪に並ぶ。
- 分布・生育地 :
本州(静岡県、山梨県) (国外:日本固有) 山地林下
- 花期 : 9〜11月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1996年11月16日 静岡県静岡市 中上・全体2 2004年11月3日 山梨県南巨摩郡 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花 1996年11月16日 静岡県静岡市 左下・花内部 2004年11月3日 山梨県南巨摩郡 右上・葉1(雲状紋) 1996年11月16日 静岡県静岡市 右下・葉2(亀甲紋) 2004年11月3日 山梨県南巨摩郡
- 撮影記 :
この花があるという静岡県の山に出かけた。なかなかカンアオイの葉が出てこず、たまに1〜2枚葉があるものの花をつけていない。かなり登ったところでやっと咲いている株を見つけた。
柱頭の先が鉤のように曲がっていることが和名の由来になっていて、左下の萼筒内部の写真でそのことがわかる。
静岡県から山梨県にかけて分布し、山の尾根筋に近い比較的乾いた所に生育している。


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