キナンカンアオイ(紀南寒葵)

Heterotropa takaoi var. austrokiiensis


キナンカンアオイ1

  • 科名・属名 :
     ウマノスズクサ科 カンアオイ属
     注.APG分類では、属名(Asarum)

  • 特徴 :
     草丈5〜10cmの多年草。
     葉は腎円形〜広卵形で、長さ5〜8cm。葉先は鈍頭で基部は心形。表面は深緑色でやや光沢があり、葉脈が少しへこむ。
     花は普通、淡紫色や淡紫褐色であるが変化が多く、径約1.5cm、萼筒は上部が僅かにくびれた短い筒形〜鐘形、長さ7〜9mm。萼口は小さく、萼裂片は3角状卵形で開き、萼筒と同じかやや短い。

  • 分布・生育地 :
     本州(和歌山県) (国外:日本固有)
     山地林下

  • 花期 :  9〜11月

  • 撮影月日・場所 :
     2014年4月16日  和歌山県
     中、以下全て    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     長い林道歩きだったが、ミツバツツジやヒカゲツツジなどのツツジ類や、道端にはテンナンショウの仲間も咲き、飽くことなく歩くことができた。
     自生地の林下に分け入ると、岩陰や木の根元に小さくてやや光沢のあるカンアオイの葉が点々と見えた。
     しかし、花のついている株が見当たらない。斜面をくまなく探し、やっと花をつけている株をいくつか見つけた。
     図鑑の詳細な記述が見当たらないのではっきりしないが、ヒメカンアオイ系の花で、全体に小型で和歌山県の北部に分布するようだ。
     ただ、花は小さいが花色は変化が多く、同じ色の花は見当たらないほどであった。
     撮影は春で花は新鮮に感じたが、普通花の咲くのは秋頃のようだ。

  • 花3

    葉

    同じ科の仲間の花
キナンカンアオイ2

花1

花2