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- 科名・属名 : ウマノスズクサ科 カンアオイ属
- 特徴 :
草丈5〜10cmの多年草。
葉は円形〜広卵形、長さ4〜7cm、幅4〜6cm。先は円いかやや尖り、基部は狭い心形〜心形。表面は光沢のない暗緑色〜緑色、雲紋〜亀甲紋〜無紋まで色々あり、脈は窪まず、短毛を散生する。
花は萼片が花弁化し、下半部が合着して萼筒になり、萼筒は鐘形、長さ7.5〜11mm、径9〜13mm、淡紫色〜淡緑色、括れはない。開口部は口環の発達がなくいため広い。萼筒内部には隆起した縦横の襞が格子状になり、縦襞は15〜21本。萼裂片は広三角形〜三角形、長さ7〜10mm、斜開〜平開し、表面は滑らか。雄しべは12個、内外2列に並び、花柱は6個、先は角状に伸び、先は萼口付近まで達する。
- 分布・生育地 :
本州(滋賀・三重県北部) (国外:日本固有) 低山地の広葉樹林下
- 花期 : 5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年5月18日 三重県 中1・全体2、以下全て 同 上 (上、中1は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
午後から崩れるという天気予報通り、青空も見せた午前中とは異なり、すっかり厚い雲に覆われてきた。人っ子一人いない登山道は、薄暗さも相俟って一人で歩くには寂しい。
目を凝らしながら歩いていくと、小さな円い葉をしたカンアオイがポツポツ現れてきた。
花がないかと葉を持ち上げるが花は見られず花付が悪い種類のようで、やっと花をつけた株を見つけたものの1〜2花の株が多い。
花の開口部が大きいのが特徴の一つと聞いていたが、目一杯大きいものからそこまででないものまで色々あった。
葉も雲紋のあるものや亀甲紋のあるものから無紋まで様々な葉があった。
カンアオイ類の中では花期が遅い種で、普通は5月中ごろに咲き始めるが、この年は暖かい日が続いたため花期が例年より1週間〜10日早まっていてちょうどいい咲き具合だった。




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