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 - 科名・属名 :
  ウマノスズクサ科 カンアオイ属  注.APG分類では、学名(Asarum kiusianum)  
 - 特徴 :
  葉は卵形〜長楕円形で長さ6〜10cm、幅4〜8cmの多年草。 
 先は鋭く、基部は深い心形。表面は暗緑色で光沢はなく、普通雲紋が入る。 
 花は淡紫色〜汚紫色、萼筒は短筒形〜コップ形で、長さ径とも1〜1.3cm、上部はいくらか括れる。萼筒内部には格子状の隆起があり、縦襞は9〜12。萼裂片は卵状三角形で平開し縁はうねらず、長さ7〜12mm。雄しべは12個、花柱は6個。  
 - 分布・生育地 :
  九州(北西部) (国外:日本固有)  山地の広葉樹林下  
 - 花期 :  3〜5月
  
 - 撮影月日・場所 :
  2005年4月30日  長崎県  (上は拡大写真あり、写真をクリック)  下・花    同  上  
 - 撮影記 :
 
 GWの北九州花見行では予定通り初見の花に出会え、気分よく最終日を迎えた。今日も間違いなくこの花に出会えるはずと安心して山道を登る。 
 早速カンアオイの葉が現れる。覗いて見るとまだ蕾、それも大分硬い。次の株も次の株も全て同じ状態。全般に開花は遅れ気味ではあったが、急に不安になる。 
 場所を変え、やっと一つ花をつけている株を見つけほっとした。現金なもので、一つ見つかるとあとはもっと沢山咲いている株とか、葉が傷んでいない株とか、色違いとか急に贅沢になった。  
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