ツクシアオイ(筑紫葵)

Heterotropa kiusiana


ツクシアオイ1


  • 科名・属名 : ウマノスズクサ科 カンアオイ属
     注.APG分類では、学名(Asarum kiusianum)

  • 特徴 :
     草丈10〜20cmの多年草。
    葉は卵形〜長楕円形〜卵状三角形で、長さ6〜10cm、幅4〜8cm。先は鋭頭、基部は深い心形。表面は暗緑色で光沢はなく、雲紋が入ることが多く、短毛を散生する。
     花は花弁化した萼片が合着して萼筒になり、萼筒は短筒形〜コップ形で、長さ径とも1〜1.3cm、淡紫色〜汚紫色、上部はいくらか括れる。萼筒入口の口環は顕著で、その周りに小さな板状の隆起がある。萼筒内部には格子状の隆起があり、縦襞は9〜12本。萼裂片は卵状三角形で平開し縁はうねらず、長さ7〜12mm、表面には短毛が生える。雄しべは12個、内外2列に並び、花柱は6個で直立し、先は短い角状になって2つに裂け、その基部に楕円状の柱頭がある。

  • 分布・生育地 :
     九州(北西部) (国外:日本固有)
     山地の広葉樹林下

  • 花期 : 3〜5月

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体1 2005年4月30日  長崎県大村市
    中1・全体2    同  上
    中2・全体3 2008年5月2日  長崎県長崎市
    (上、中1、中2は拡大写真あり、写真をクリック)
    中3・花1 2005年4月30日  長崎県大村市
    中4・花2    同  上
    左下・花3 2008年5月2日  長崎県長崎市
    右上・葉1(雲状紋) 2005年4月30日  長崎県大村市
    右中・葉2(無紋)    同  上
    右下・葉3(マダラ斑) 2008年5月2日  長崎県長崎市

  • 撮影記 :
     GWの北九州花見行では予定通り初見の花に出会え、気分よく最終日を迎えた。今日も間違いなくこの花に出会えるはずと安心して山道を登る。
     早速カンアオイの葉が現れる。覗いて見るとまだ蕾、それも大分硬い。次の株も次の株も全て同じ状態。全般に開花は遅れ気味ではあったが、急に不安になる。
     場所を変え、やっと一つ花をつけている株を見つけほっとした。現金なもので、一つ見つかるとあとはもっと沢山咲いている株とか、葉が傷んでいない株とか、色違いとか急に贅沢になった。

  • 葉1(雲状紋)

    葉2(無紋)

    葉3(マダラ斑)

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ツクシアオイ2

ツクシアオイ3

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花2

花3