ケカラスウリ(毛烏瓜)

Trichosanthes rostrata


ケカラスウリ(果実)

  • 科名・属名
  • : ウリ科 カラスウリ属

  • 特徴

  •  つる性の多年草。
     茎は5肋脈があり、巻きひげは2〜3分枝する。
     葉は広円心形で3〜5に浅〜中裂し、長さ、幅とも10〜15cm。表面に軟毛が密生し、裏面には短毛が密生する。
     雄花序は長さ6〜12cm、雄花は白色、長さ約7cmの円筒形で上部は広がり、花冠裂片は細かく分裂する。
     果実(液果)は長楕円形で、長さ4.5〜7cm、幅2.5〜3cm、先端は嘴状に尖り、熟すと赤くなる。

  • 分布・生育地

  •  九州(大隈半島南部)〜沖縄  林縁

  • 花期
  • : 2〜6月?

  • 撮影月日・場所

  •  2014年1月20日  沖縄県名護市
     下・葉    同  上

  • 撮影記

  •  以前西表島でまだ熟していない緑色の果実を撮影しアップしていた。
     花は白色であるが、夜咲くのでなかなか撮影する機会がない。
     沖縄本島でやっと熟した赤い果実に出会ったので、果実の写真を差替えた。
     この次は、夜花の咲いている時間に出かけたいと思っているが、ハブの活動する時間でもあり、逡巡せざるを得ない。

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葉