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- 科名・属名 : ウリ科 ニガウリ属
- 特徴 :
草丈2〜5mのつる1年草。栽培逸出。
茎は細くて長く、巻きヒゲで他のものに絡みついて伸びる。
葉は互生、葉身は掌状に裂ける。
花は雌雄異花、黄色で先は5裂する。
果実(液果)は長楕円形、長さ10〜30cm、両端はとがり、表面はこぶ状の突起で覆われる。緑色のち黄赤色に熟し、先端部から裂開し、多数の種子を出す。
別名 ゴーヤー、ツルレイシ
- 分布・生育地 :
栽培逸出(熱帯アジア原産) (国外:各地で栽培逸出) 道端、荒れ地
- 花期 : 6〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2023年9月3日 神奈川県川崎市 中・全体2、以下全て 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
沖縄ではゴーヤーとして古くから料理に使われていたが、最近ではビタミンCが豊富で栽培が容易なことから各地で増えてきている。
元々は熱帯アジア原産の植物で、日本には江戸時代に持ち込まれたと言われ、沖縄や九州南部などが主な生産地である。
川崎市の丘陵地帯の谷地を歩いていると、道端の法面にこの花が咲いているのを見つけた。
近くで栽培しているのかと見回したがそれらしき栽培はなく、捨てられた果実から根を下ろした逸出と判断した。
ニガウリなら実があるだろうと探したが見当たらず、帰って調べると雌雄異花で受粉させないと実ができないことがわかり納得した。
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