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- 科名・属名 : ウリ科 スズメウリ属
注.APG分類では、スズメウリ属の学名は(Zehneria)
- 特徴 :
つる性の1年草。
葉は卵円形〜三角状卵心形で、長さ3〜6cm、幅4〜8cm。しばしば浅く3裂し、質は薄くて先は尖り、表面はざらつく。
花は雌雄同株で、雄花、雌花とも葉腋に単生し、時には雄花は総状になる。花は淡黄色で、径約6mm、先は5裂する。
果実(液果)は卵形〜球形で、径約1〜2cm、白色に熟する。
- 分布・生育地 :
本州〜九州 (国外:韓国(済州島)、中国、台湾、東南〜南アジア) 原野や水辺
- 花期 : 8〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1997年9月20日 千葉県市原市 中上・全体2 2023年9月27日 東京都八王子市 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中中・花(+実) 2014年9月12日 大分県大分市 中下・果実1 2004年10月17日 茨城県西茨城郡 (中下は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・果実 2020年10月295日 東京都八王子市 右下・葉 2017年8月27日 東京都八王子市
- 撮影記 :
葉が落ち始め見通しのよくなった林縁で、白く熟した球形の小さな果実が簾のようにぶら下がっていて、初めて気がつくことが多い。
水辺の林縁や草むらなどに絡みついて伸び、花も小さくて可愛く葉の下に隠れるように咲くため、花を浮き上がらせて撮影しにくい花であるが、千葉県の谷地田の林縁で後ろに邪魔な物がない状態の撮影ができた。
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