ヒノキバヤドリギ(檜葉寄生木)Korthalsella japonica |
|
高さ5〜20cmの常緑低木。寄生。 茎は緑色で、古いものは翼状に広がり、節が多数ある。 葉は対生し、小さな突起状で、節を取り巻いてつく。 花は単生で、鱗状葉の脇に3〜5個束生し、雌雄同株、緑色で長さ約0.8mm。花被片は3個で、合着する。 果実は球形で、径約2mm、橙黄色に熟す。 本州(関東地方以西)〜沖縄 ツバキ、ヒサカキなどの常緑樹に寄生 1994年12月25日 鹿児島県奄美大島 下 2007年9月30日 長崎県対馬 海岸近くの常緑樹に、まるで枝の一部のような顔をして寄生している。枝の色が違うのでこの植物ということがわかる。 普通に目に付くのは、黄緑色で扁平な葉で、図鑑を見て改めて小さな花のあること知った。 写真で扁平な茎の先や脇についている丸い粒は、どうやら果実のようである。 今度出会ったら、花の存在をしっかり確認してみたい。 同じ科の仲間の花 |