ヒダボタン(飛騨牡丹)

Chrysosplenium nagasei


ヒダボタン1

  • 科名・属名
  • : ユキノシタ科 ネコノメソウ属

  • 特徴

  •  草丈10cm程度の多年草。
     茎は暗紅褐色を帯びる。
     根生葉は花時まで残り、葉は円形〜楕円形で長さ2〜3.5cm。
     上部の苞は楕円形〜広楕円形で鮮黄色。
     萼片は4個、黄緑色で直立する。雄しべは8個、葯は暗褐色で萼片とほぼ同長。

  • 分布・生育地

  •  本州(岐阜、福井) 山地の谷沿いの湿地

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年4月12日 岐阜県郡上郡
     中、下   同 上

  • 撮影記

  •  以前本種としてアップしていた花は、萼裂片と葯の色や長さの関係がはっきりせず、同定はしたものの自信は持てなかった。同定に確信を得て再アップすべくネコノメソウ属の多い三重、岐阜の花見を計画した。
     岐阜の山中、ここならありそうと沢沿いの道を登る。砂防ダムから下を覗きこむと、斜面の一角が黄色になった場所が目に入った。
     急な斜面を滑り降りると、そこだけ黄色の絨毯を敷き詰めたようにこの花が咲いていた。今度は萼裂片と葯の長さや色を確認して撮影した。
     最近ネコノメソウ属の分類が一層細かくなるにつれ、新しい種類が次々に記載されていく。全種類制覇まであと何種と思っていると、またゴールが遠くなる。がっかりするような、嬉しいような複雑な気持ちだ。

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ヒダボタン2

花アップ