ヒメヒダボタン(姫飛騨牡丹)

Chrysosplenium nagasei var. luteoflorum


ヒメヒダボタン1

  • 科名・属名

  •  ユキノシタ科 ネコノメソウ属

  • 特徴

  •  草丈5〜15cmの多年草。
     根生葉は花時まで残り、葉は円形〜楕円形で長さ2〜3.5cm。上部の苞は楕円形〜広楕円形で鮮黄色。
     花弁はなく、萼片は4個、黄緑色で直立またはやや内側に閉じる。雄しべは8個、萼片とほぼ同長で葯は黄色。
     ヒダボタンの仲間は同定が難しいが、萼片の色、雄しべの長さなどで判断する。
     ボタンネコノメの仲間との違いは、ヒダボタン系が萼片と雄しべの長さがほぼ同長であるのに対し、ボタンネコノメ系は、雄しべの長さが萼片の2/3程度しかないことが違いである。

  • 分布・生育地

  •  本州(岐阜、滋賀、福井県)
     山地の沢沿い

  • 花期
  • : 4月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年4月29日 滋賀県米原市
     中、下・花アップ  同 上

  • 撮影記

  •  ○○ヒダボタンという仲間が何種かあり、ボタンネコノメの仲間と酷似している。
     葯が直立する萼片とほぼ同じ長さであればヒダボタン系、短くて(2/3程度)であればボタンネコノメ系とされている。さらにヒダボタン系の仲間は、葯と萼片の色で分けられる。
    そのことは知識として持っていても、実際自生地で見ると、微妙なものが多く迷ってしまう。
     この仲間の違いを自生地で確認し、自信を持って同定・撮影したいと、滋賀県北部へ出かけた。
     歩き出してすぐにこの花が見つかった。萼片が黄緑色で葯は黄色なのは他にはキンシベネコノメがあるだけ。葯と萼片の長さを確認し安心して撮影した。

    花アップ2

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ヒメヒダボタン2

花アップ1