キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)

Kirengeshoma palmata


キレンゲショウマ

  • 科名・属名 :
     ユキノシタ科 キレンゲショウマ属

  • 特徴 :
     草丈80〜120cmの多年草。
     葉は10〜20cmの円心形で掌状に浅く裂け、鋸歯がある。
     花は対生する苞の腋から枝をだし、3個花をつける。花冠はラッパ状で、花弁は黄色で片巻きにつく。
     果実(刮ハ)は長円形で長さ1.5〜2cm、下半分は宿存する萼に被われる。種子は翼があり、扁平だが形は不定、長さ約9mm、幅約3mm。

  • 分布・生育地 :
     本州(紀伊半島、中国)、四国、九州
     深山の湿った林内、岩上

  • 花期 :  7〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     1998年7月27日  高知県天狗高原
     中・花 1987年8月21日  徳島県剣山
     下・果実 2013年10月12日  宮崎県西臼杵郡

  • 撮影記 :
     1属1種の植物で、矢田部良吉氏が1890年(明治22年)、日本人が初めて発表した属として知られている。
     宮尾登美子氏の「天蓋の花」では剣山のこの花が主題となっていて、NHKドラマで放送されてから生育地の混雑振りはひどいらしい。
     中の花の写真はその剣山のもので、テレビドラマの放送の遥か前とあって、撮影している間誰も訪れては来なかった。
    最近花のない時期に訪れたら、混雑緩和のため行きと帰りが別ルートになっているうえ、そこに至る登山道の両側に鹿の食害防止のためのネットが張られていて興醒めだった。
     図鑑では中国地方には分布していないとされているが、中国山地の奥深い山でも発見されている。

  • 同じ科の仲間の花
花

果実