タコノアシ(蛸の足)

Penthorum chinese


タコノアシ

  • 科名・属名 : ユキノシタ科 タコノアシ属
     注.APG分類では、タコノアシ科、学名(PENTHORACEAE)

  • 特徴 :
     草丈30〜80cmの多年草。
     茎の基部は匐枝状の地下茎を出し、地上茎は分枝せず直立し、無毛で赤みを帯びることが多い。
     葉は互生し、葉身は狭披針形〜披針形、長さ6〜11cm、幅5〜12mm。両端は長い鋭尖形、縁には細かい鋸歯がある。質は草質で無毛。葉柄はほとんどない。
     花は茎頂または上部の葉腋から少数の花序を束生状を出し、はじめ先端が渦巻き状になっているが、やがて真っ直ぐ伸びて斜上し、長さ4〜12cmの花序になる。
     花は径4〜5mm、普通花弁がなく、全体は黄緑色。花柄は長さ2〜4mm、花筒は長さ1〜2mm、萼片は卵状披針形〜卵状三角形、長さ1.5〜2mm、花時に直立または斜開し、果期には平開〜反転する。
     果実(刮ハ)は径6〜7mm。種子は狭卵形、長さや約0.7mm。

  • 分布・生育地 :
     本州〜九州(奄美大島まで) (国外:東アジア)
     湿地、沼、休耕田、川原

  • 花期 :   8〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 1993年9月15日  千葉県市原市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花    同  上
     左下・紅葉1 2008年10月19日  静岡県静岡市
     右下・紅葉2 2016年10月19日    同  上

  • 撮影記 :
     面白い和名は、花の写真をみてもらうとわかるように、花や実のつき方が蛸の足の吸盤を思い起こさせることから付けられている
     秋も深まると茎や実も紅葉し、中の写真のようにゆで蛸になって一層面白い。
     湿地などに生えるため、開発で大きく減少し絶滅危惧植物にあげられている。
     ただ幸いなことに、最近休耕田などが増えたせいか、あちこちで見かける。

  • 紅葉2

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花

紅葉1