ヤマアジサイ(山紫陽花)

Hydrangea serrata


ヤマアジサイ1

  • 科名・属名
  • : ユキノシタ科 アジサイ属

  • 特徴

  •  高さ1〜2mの落葉低木。
     枝は細くよく分枝する。
     葉は対生し、長楕円形〜卵状楕円形で、長さ10〜15cm、幅5〜10cm。質は薄く、先は鋭尖頭で、縁には三角形状の鋭い鋸歯がある。
     花は枝先に径4〜10cmの花序を散房状につけ、淡紫色の小さい多数の両性花と、装飾花からなる。装飾花は3〜5個の花弁状萼片からなり、白色〜淡青紫色で径2〜3cm、後に淡紅色に変わるものが多い。

  • 分布・生育地

  •  本州(福島県以南の主に太平洋側)〜九州
     湿った林内、沢沿い

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年7月16日 東京都青梅市
     中 2003年7月5日 大分県大分郡
     下左・青色花   同 上
     下右・白花 2005年8月5日 愛媛県東赤石山

  • 撮影記

  •  アジサイの仲間は同じ種でも様々な色があるが、園芸種のアジサイが一つの花が色の変化をするのに対し、自生種は元々の色が異なっていて、淡青色が末期には淡紅色を帯びるものの、劇的に変ることはない。
     園芸種は人の目を楽しませるため野生種から改良されたので当然であるが、私の目には媚びているような気がしてならない。自然の中で、人に見せるためでなく咲く姿の方に、より惹かれるものを感じる。
     ただ、残念なことに、自然の中で際立って見えれば見えるほど早く消えてしまうのが現実、そうではない日がいつか来るのだろうか。

    白色花

    同じ科の仲間の花
ヤマアジサイ2

淡青色花