ヒオウギ(檜扇)Belamcanda chinesis |
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花茎60〜100cmの多年草。 葉は広い剣状で、長さ30〜50cm、幅2〜4cm。先が長く尖り、緑色で多少粉白を帯びる。 この葉の付きかたが、檜扇に似ていることが和名の由来となっている。 花は花茎の上部が2〜3分枝し、枝先の苞から2〜3個つく。花は橙色で暗赤色の斑点があり、径3〜4cm。 刮ハは倒卵状楕円形で、長さ約3cm。 本州〜沖縄 山地の草原 2002年7月28日 福岡県平尾台 下 2006年7月30日 長崎県対馬 福岡県の平尾台で見たように、草原の花というのがこの花のイメージだった。 ところが、対馬では海のそばの草地で咲いていてびっくりした。 そういえば、阿蘇など九州の高原で見られるヒゴタイも、この島では海岸近くで見られた。 緑一色の草むらで半身抜きん出た橙色の花はよく目立つ。惜しむらくは、草丈に比べ、花がやや小さいことだ。もう少し花が大きければと思うのだが。 ただそうなると、今でも心無い人のせいで減少しているが、一層拍車がかることになるだろう。 同じ科の仲間の花 |