ニワゼキショウ(庭石菖)

Sisyrinchium atlanticum


ニワゼキショウ

  • 科名・属名 : アヤメ科 ニワゼキショウ属
     注.APG分類では学名(Sisyrinchium rosulatum)

  • 特徴 :
     草丈10〜20cmの多年草。帰化。
     茎は扁平でごく狭い翼がある。
     葉は線形で、長さ10〜15cm、幅2〜3mm。
     花は茎の先に細い花茎を出し、先端の苞の間から2〜5個散形状につく。花は径1〜1.5cm、花被片は紫色から白紫色で、濃色の筋があり、基部は黄色。
     果実(刮ハ)は球形で紫褐色、径3mm程度。

  • 分布・生育地 :
     帰化(北アメリカ原産) (国外:アジアに帰化)
     日当たりのいい草地、芝生、道端

  • 花期 :   5〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     2008年5月17日  東京都日野市
     中・群落 2016年5月20日  静岡県浜松市
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     下左・花 2008年5月17日  東京都日野市
     下右・果実 2015年6月10日  東京都稲城市

  • 撮影記 :
     最近は努めて撮影しているが、長いこと帰化植物には目も向けなかった。
     この花も庭でよく見られる帰化の雑草にもかかわらず、いい写真がなかった。
     近くの公園で群生している花を見つけ、やっとじっくり向き合って撮影した。
     2週間後には、こんな群落もあっという間に消え、パラパラの状態だった。花の盛りは本当に短いものだ。

  • 果実

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花