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 科名・属名 : ヒガンバナ科 サフランモドキ属
 特徴 :草丈20〜30cmの多年草。園芸逸出。
 地下の鱗茎は卵形、長さ1〜2.5(〜3)cm。
 葉は線形、長さ15〜30cm、幅約7mm。質はやや多肉質で薄く、濃緑色で光沢があり、表面の浅い縦溝がある。br>
 花は鮮やかな淡紅色、径約6cm。花弁は6個、長楕円状倒披針形で、先は平開し、下部は合着し筒状になり、緑色を帯びる。雄しべは6個、葯は線形で黄色。雌しべは1個、白色で柱頭は3岐する。
 分布・生育地 :園芸逸出(中央アメリカ原産)(本州中部以南の温暖地で逸出) (国外:各国で栽培され逸出)
 人家近くや石垣の隙間
 花期 :  6〜10月
 撮影月日・場所 :上・全体1 2023年8月5日  静岡県藤枝市
 中上・全体2、以下全て    同  上
 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
 撮影記 :静岡県が北限になっているある樹木の撮影に静岡県中部の藤枝市に出かけた。
 現地で探すと蕾の株が見つかったが、いくら探しても開花しているものはなかった。
 ここまで遠征して手ぶらで帰るのも癪に障る、少し歩くだけで汗が噴き出るくそ暑い日だったが近くの池の周辺を巡ってみることにした。
 すると、池につながる斜面の林下にピンク色の花が目に入り、斜面をよじ登ると一見して園芸種とわかるこの花だった。
 世界各地で栽培されているが、日本では江戸時代に観賞用に導入され、温暖地を中心に逸出しているものが見られる。
  
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