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- 科名・属名 : ヒガンバナ科 サフランモドキ属
- 特徴 :
草丈20〜30cmの多年草。逸出帰化。
鱗茎は直径2〜3cm、よく分球する。
葉は叢生し、扁平で線形、長さ約40cm。
花は花茎の先に上向きに1個つき、白色で径約6cm、花弁は6個。
- 分布・生育地 :
逸出帰化(ブラジル原産)(各地で逸出、野生化) (国外:世界各地で観賞用に栽培され逸出) 人家周辺の草地、荒地、道端
- 花期 : 8〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2009年10月10日 静岡県静岡市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花1 同 上 左下・花2 2021年9月12日 東京都稲城市 右下・葉 同 上
- 撮影記 :
静岡市の郊外、増水し水没した跡がはっきり残る堀の土手、他の植物が枯れ泥にまみれている中、清潔そうな白い花をつけたこの花だけが咲いていた。
帰化植物は繁殖力の強いものが多く、この花も貧栄養でもよく育つせいか、暑いブラジル原産にもかかわらず、色々な場所でよく見かける。
しかし、帰化でも園芸種の逸出帰化は、いつ見ても風景にそぐわない感じがつきまとう。
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