ヒナノシャクジョウ(雛之錫杖)

Burmannia championii


ヒナノシャクジョウ

  • 科名・属名

  • ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属

  • 特徴

  •  草丈3〜15cmの腐生の多年草。
     全体が白色、茎頂に白色筒状で柄のない花をつける。
     花被片6個は合着し、外花披片3個は先で分れ、内側は黄色。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東以西)〜九州
     暗い常緑樹林下

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1985年8月8日 徳島県海部郡
     アップ 2004年7月25日 福岡県北九州市

  • 撮影記

  •  何度かこの花には出会っているものの、上の写真のように先端部がくっついていて花の開いた状態を見ることができなかった。
     カルスト台地では笹の中に生えると聞き、平尾台で探した。何とか下の写真のような開花した株を撮影したものの、黄色の鮮やかな状態には程遠く不満だ。
     普通、常緑樹林下の暗い場所に生える。ここもかっては樹林に覆われていた名残だろうか。

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花