タヌキノショクダイ(狸之燭台)

Glanziocharis abei


タヌキノショクダイ

  • 科名・属名

  • ヒナノシャクジョウ科 タヌキノショクダイ属

  • 特徴

  •  草丈1〜4cmの白色の腐生植物。
     花茎の先に白色で壺形の花をつける。内花被片3個は壺の上で合着し、毛状の突起がある。
     この仲間は日本とブラジルにそれぞれ1種知られているにすぎない。

  • 分布・生育地

  •  本州(静岡、和歌山)、四国(徳島)、九州(南部)
     常緑樹林内の落葉の下

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1995年7月18日 徳島県那賀郡
     上は拡大写真あり(写真をクリック)

  • 撮影記

  •  落葉をそっと持ち上げると、白いこの花が点々と咲いていた。
     見るからに奇妙な形をしたこの花、狸の燭台とはよく名づけたものだ。見ているとヘルメットをかぶった宇宙人にも思えてくる。
     撮影しているうちに、半透明だった花がやや白みを帯びてきて、急いで落葉を元通りかぶせた。
     落葉の下の微妙な湿度と温度などが影響しているのだろうが、容易に見つからないのも納得できた。
     静岡県でも見つかったそうで、是非とももう一度会いたい花だ。

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花アップ