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- 科名・属名 : ホシクサ科 ホシクサ属
- 特徴 :
草丈5〜20cmの1年草。
葉はロゼット状に多数つき、線状披針形で長さ9〜17cm、幅は基部で5〜10mm。先に向かって段々狭くなり、先端はやや鈍形。
頭花は多数ある花茎の先につき、半球形で淡褐色、径7〜9mm、多数の花がある。総苞片は卵状長楕円形で花弁より短く、花床は普通毛がない。雄しべの葯は黒色。花茎は5稜があってややねじれる。
- 分布・生育地 :
北海道〜九州 (国外:朝鮮、中国(東北部)) 水田、湿地
- 花期 : 9〜10月
- 撮影月日・場所 :
2014年10月25日 千葉県君津市 中、以下全て 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
これまで興味のなかったホシクサ科の花に興味が沸き探し始めた。
この花も色々な場所に記録があり、神奈川県を中心に何ヶ所か訪れたが、植生環境が変わっていたり、1年草でのためかどこも空振りだった。
今年はもう無理とあきらめかけた10月末、別な花を探しに出かけた千葉県の山、登り口の近くの谷戸に放棄されたばかりの水田があった。
ひょっとしたらこんな所にと分け入ってみると、この花が群生していた。
時期の遅いこともあって終わった花が多かったが、探すとまだ開花している花があり、思わぬ収穫に大喜びした。
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